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おむすびの結び方授業〜想いは伝わる〜

  
去年に引き続き、今年も小学校や幼稚園、保育園、あるいはイベントなどで、おむすびの授業をさせてもらうことが多いので、メモとして、おむすび授業について書いて見ました。





  
おむすびは、食育という観点でも注目されている存在です。



ただお米を丸めているだけ、三角にしているだけに見えますが、
何も知らないで、結ぼうとすると、手がお米だらけになってしまって上手に結べませんよね。



これは、小さい子どもや、あるいは、おむすびという文化のない外国人が結ぼうとしたときも同じことが起きます。



そこで、手にお水をつけることなどを知ると、丸いおむすびが簡単に作れるようになります。
さらに、ちょっとしたコツを教えてあげると、三角形のおむすびが出来上がります。



シンプルなことですが、このできなかったことができるようになるという成功体験は、
こどもにとってみると、できることがひとつ増える瞬間で、楽しい瞬間であったりもします。



 



しかし、おむすびマンくぼ田のおむすび授業は、それだけでは終わりません。
『大事なことは形でも、結び方でもない!
美味しい最高のおむすびに大事なことは、他にある!それは、、、』
そんな話をさせてもらいます。


 
愛情を込めた料理って美味しい!と聞いたことはありますが、本当だと思いますか?
もちろん、それは本当の話ですが、なんか愛情と言うと、ふわっとしてて半信半疑な人もいると思います。



そこで、こどもたちと一緒に、愛情の実験を実際に行います。
2つの水を用意して、ひとつには愛情を、そしてもう一方には愛情と反対のものを入れてもらいます。ちなみに、愛情の反対のものってなんなのか?っていうのは、こどもたちと会話をしながら考えます。(苦しみだったり、悲しみ、いかり、にくしみ、こんな言葉が出て来ますね)



そして、最後に、その両方のお水を、飲んでみると、、、。



結果的に、子どもたちは、愛情を込めること、気持ちを込めることって大事なんだ!っていうのを理解してもらいます。実験に失敗することもあるのですが、失敗したとしても、最終的には気持ちを込めることが大事だ!という話に行き着きます。



このおむすびの授業を通して伝えたいことは、おむすびの結び方!ももちろんお伝えはするのですが、一番伝えたいことは、気持ちを込めて行動することの大切さです。



お父さんお母さん、お友達や先生、周りの人にものを渡す時、誰かに何かをしてあげるとき、どんなときにも気持ちを込めて行うといいことがあるかもしれないね!
そんな気持ちになってくれて、こどもたちが、心を込めて人と接することのできる、そんな人になっていくキッカケが作れたらと思っています。




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