感じたことをストレートに言うこと
今日は、神奈川県にある小学校の5年生の3時間目と4時間目の授業でお話させてもらいました!
今日の授業は、教科書のない授業。
まず、授業のはじまりに、自己紹介をする前に、みんなに聞きました。
『今日の授業ってどんな授業なの?』
みんなで学びたいことを学んで行く。総合的な学習の時間だそうです。
先生の意図としてはキャリア教育だっておっしゃってました。夢を持ってもらいたいって。
僕としては、
今日の授業を通して、僕のことを『面白そうな大人だな〜』と感じてもらって、生きることって楽しいなぁ〜って感じてもらいたいなぁと思っていました。
ナニカのメッセージを伝えるために、事前に話すネタを仕込んでいたわけじゃなくて、
シンプルに、僕が小学生だった時から30歳の今までどんなことをしてきたのか?を話しつつ、
途中で、みんなに質問を投げかけたり、質問をしてもらったり、そんな風に進めていきました。
2時間分の授業は、あっという間。
楽しそうに聞いてくれる子が多くて、僕も楽しかった。
でも、授業の最後の方、唯一違和感を感じたところがありました。
それは、先生が、みんなに授業の感想を求めたとき。
ここは、みんなが手をあげなきゃいけないときでしょー!っていう雰囲気になってて、
もちろん、自主的に勢いよく手をあげてる子もいたけど、
喋らなきゃいけないから、手をあげてるっていう子がいました。。
この違和感、なんなんだろう!?って思ったんです。
まず、しょうがなく、手をあげている子が悪いのか?そんなことはまったくないです。
むしろ、違和感を感じつつも、がんばって手をあげてたよね。そのトライは褒めてあげたい!
じゃあ、違和感はなんなのか?
『肯定的な、感想を言わなきゃいけない!ってみんな、無意識的に思っちゃってないかな?』
こういう風に、僕が感じて、違和感を感じたんだと思います。
『本当は、もっとお米の話が聞きたかった』とか、
『話すスピードが速すぎて、ついていけなかった』とか、
『ん〜、よくわからなかった』とか、
そんな意見でもいいから、言える空気感だったら、もっといいな!って思いました。
授業の進み方や、何かしらの物事には進み方がある!っと思ってしまうと、
それ通りにやらないといけないと感じてしまう。
これがものすごく危険で、僕が感じた違和感だなって思ったんです。
今回は、考えすぎで、この授業にはなんの問題もなかったかもしれない。
でも、この課題ってあると思うんですよね。
感じたままにストレートに表現する。
簡単な話ではない、むずかしい課題を言っている気もするけど、
面白い社会を作るには、すんごく必要なことじゃないかな〜って思いました。
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